読みもの / AQUARIUM JOURNAL
グッピーと水草の水槽は、正面からのきれいさに加え、魚が泳ぐ場所と手入れをする場所を考えて配置します。水草を買う前に水槽を上から見た簡単な図を描くと、植える量を考えやすくなります。
完成時の広がりを考えて場所を決める
OATAは、水槽の前側に低い植物、後ろ側に高い植物を配置する考え方と、前側に魚の泳ぐ空間を残すことを紹介しています。また、水槽は成長した魚を収容できるものを選ぶよう案内しています。出典:OATA「Planted aquarium」
届いたばかりの小さな株だけを基準に、空いている場所をすべて埋める必要はありません。選んだ植物がどこへ広がるか、伸びたらどう切るかまで考えて植栽位置を決めます。
紙に三つの場所を描く
- 設備の場所:フィルターの出入口、ヒーター、配管を記入する。
- 植える場所:低く保ちたい部分、背の高い株を置く部分を記入する。
- 空ける場所:魚を観察する場所、給餌する場所、掃除道具を入れる場所を残す。
この区分は配置を考えるためのメモです。決まった面積比を守れば何匹でも飼えるという意味ではありません。魚の種類、成長後の大きさ、水量、設備に合うかを別に確認します。
販売予定の水草をどう検討するか
ニューラージパールグラスを低い緑の面として使いたい場合は、手入れできる範囲を先に決めます。ロタラを背の高い植栽として考える場合は、購入する品種の特性を確認したうえで、伸びた茎に道具が届くかを見ておきます。パールグラスも、名前だけで必要量を決めず、正式な植物名と販売量を照合してください。
当店で取り扱う株の形態と量は確認中です。この配置の考え方は、特定の本数やセット商品の完成例を示すものではありません。
水草を入れても管理設備は必要
OATAは、水草が魚の排出物の一部を利用しても、フィルターや水換えが不要になるわけではないと説明しています。水草を増やすことと、飼育管理を省略することを結び付けないようにします。出典:OATAの水質管理の説明
配置を決める前のチェック表
| 場面 | 確かめたいこと |
|---|---|
| 魚を見る | 隠れた個体も無理に追わず確認できるか |
| 餌を与える | 食べ方と残りを観察できるか |
| 掃除をする | 底やガラスへ道具が届くか |
| 水草を切る | 狙った茎や株へ安全に道具を入れられるか |
| 設備を点検する | 植物を大きく動かさず状態を確認できるか |
気に入った水景写真を見つけたら、その写真にない「作業するときの手の位置」も自分の図に書き込んでみてください。購入直後の見た目だけでなく、続けて手入れできる配置を選ぶための工夫です。
個別の手入れは、ロタラの管理とニューラージパールグラスのトリミングで解説しています。
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