読みもの / AQUARIUM JOURNAL
外部フィルターを棚へ入れる前に、「水槽より低ければよい」で終わらせず、説明書が指定する測定位置を確認します。床からの高さと、水面からフィルターまでの高低差は別の数字です。購入候補の型番を決めてから、実際の設置場所を測りましょう。
最初に測定の始点と終点を読む
エーハイム2215の説明書は、水槽より低い位置に設置し、本体の底から水槽水面までの高低差を180cm以内と指定しています。この数字は2215の記載例で、すべての外部フィルターの共通基準ではありません。別機種はその説明書の図と文章を確認してください。
計算例:台の高さだけでは答えが出ない
編集部作成の測定例:床から水面まで110cm、フィルター底まで15cmなら、差は110−15=95cmです。水槽台の天板が75cmであっても、それだけでは今回の高低差になりません。この例は計算方法の説明で、実際の設置保証ではありません。
| メモする位置 | 例 |
|---|---|
| 床から水面 | 110cm |
| 床から本体の底 | 15cm |
| 二点の高低差 | 95cm |
| 説明書の指定 | 使用する型番の記載と照合 |
最大揚程を設置高さへ読み替えない
仕様表にある最大揚程と、設置方法に書かれた高低差は、見ている項目が違います。数字が近いからと同じ条件に扱わず、設置可否は設置の指示で判断します。仕様表のポンプ性能も、ろ材や配管を含めた使用時の流量そのものとは限りません。
棚の中は取り出す動作まで想像する
高さが収まった後は、水平で安定するか、ホースが急に折れないか、接続部を確認できるかを見ます。編集上の配置確認として、扉を開いた状態で、説明書どおりに停止・取り外し・清掃できる空間を確保してください。重い本体を無理に傾けないと出せない配置は見直す余地があります。
定規で測った値と、扉を閉めたときのホースの位置を写真に残すと、次回の配置変更時に比較できます。写真にコンセントや個人情報が写る場合は公開せず管理用に残しましょう。
水槽を移動したらもう一度測る
棚や台を替えると、水面と本体の関係も変わります。以前動いていたという理由で確認を省かないようにします。方式の選択段階なら外部式と外掛け式の設置比較も参照してください。
Yokohama Aqualoop編集。メーカー・業界団体の公開資料と編集部の作業例を整理しています。当店の実測や資料提供元による監修ではありません。資料確認:2026年9月11日。
参考資料
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