読みもの / AQUARIUM JOURNAL
水質試薬は、中身が残っていることだけでは使用できるか判断できません。箱の期限、開封日、保管条件を分けて確認します。年に数回しか使わない試薬ほど、前回いつ開けたかが分からなくなりがちです。
未開封の期限を開封後へそのまま当てはめない
JBLの硝酸塩テストに関するFAQは、未開封の保存期間と、開封後は空気への接触によって保存期間が短くなることを説明しています。この説明は該当製品のものです。「水質試薬はすべて開封後何か月」と一括りにせず、持っている製品の表示やメーカー案内を確認してください。
ロット番号と期限は別の情報
同FAQでは、CH/Bをバッチ番号、BBDを期限の月・年として説明しています。大きく印字された数字が必ず期限というわけではありません。表記が分からない場合は、箱とボトルの表示を撮影してメーカーへ確認します。
| 残す情報 | 役立つ場面 |
|---|---|
| 製品名・試薬番号 | 同じ箱の中の別ボトルを区別 |
| ロット番号 | メーカーへの問い合わせ |
| 表示された期限 | 未使用在庫の点検 |
| 開封日 | 開封後条件の確認 |
| 保管場所 | 熱や光にさらした履歴の整理 |
保管は製品の指定を優先する
sera pH-Test説明書は、使用後にすぐ栓を閉め、室温で光を避け、子どもが触れないよう保管する指示を示しています。温度条件は製品別に確認し、長持ちさせるつもりで勝手に冷凍・冷蔵しないようにします。
編集上の管理例としては、箱を残したまま専用容器へまとめ、直射日光の当たる窓辺や水槽の水がかかる場所を避けます。保管指定から外れた場合は、見た目が変わっていないだけで問題なしとせず、使用可否を確認してください。
買い足した試薬を混ぜない
古いボトルへ新しい中身を継ぎ足すと、どのロットでいつ開封したか追えなくなります。ボトルごとのラベルを保ち、複数本を使う検査では製品名と試薬番号の組み合わせを確認します。残量の多いボトルだけ別製品から借りて組み合わせないでください。
期限不明なら判断材料を整理する
期限が消えた、箱がない、開封日不明という場合は、その事実を記録して問い合わせます。魚に異常があるとき、信頼性を確認できない試薬の結果だけで「水質は正常」と結論づけないでください。測定方法を選び直す場合は試験紙・試薬・メーターの比較を参照できます。
月に一度など在庫を点検する日を決め、必要な検査をしたい日に期限や残量で困らないように整えておきましょう。
Yokohama Aqualoop編集。公式資料と編集上の確認例を整理しています。当店の実測やメーカー監修ではありません。資料確認:2026年9月11日。
参考資料
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