さまざまな水草を描いた色鉛筆画
Yokohama Aqualoop オリジナル色鉛筆イラスト(AI生成) · イメージ

水草にCO2添加は必要?育てる種類と目指す姿から選ぶ

水草を育てるなら必ずCO2機器が必要なのか、という疑問には、育てる植物と目標を決めてから答えます。少数のゆっくり育つ植物を楽しむ水槽と、要求の高い植物で密な水景を作る水槽では、準備する条件が異なります。

「CO2が必要」と「機器で追加が必要」を分ける

水草は光合成に炭素源を使います。一方、CO2添加なしという飼育方法は、水中にCO2が全く存在しないという意味ではありません。TropicaのCO2案内は、追加しない場合には魚や細菌から放出される分に依存することを説明しています。

機器を付けるかどうかは、その供給で選んだ植物が育つ条件を満たせるか、という別の問題になります。

生産者の分類を出発点にする

Tropicaは自社のEasy分類のみなら追加なしでも育成でき、MediumやAdvancedを選ぶ場合には添加が必要と案内しています。これは同社の分類を読むための指針です。別メーカーの「初心者向け」という表示へ、そのまま置き換えないようにしましょう。

先に決めること 確認する内容
植物 完全な名称と生産者の育成条件
目標 維持したい姿、密度、成長の速さ
管理 機器の点検と水質測定を続けられるか
生体 魚やエビも同じ水槽で暮らすか

無添加で始めるなら植物選びから合わせる

機器を追加しない方針がある場合、先に要求の高い植物を購入してから対応に迷うより、無添加を前提に候補を絞ります。株数だけ増やすことや、肥料を追加することが、CO2条件の不足をそのまま解決するわけではありません。

候補の組み合わせは低照度の水草レイアウトで、植える位置まで含めて整理します。

候補を一種ずつ確かめる際は、アメリカンスプライトの育て方のように、CO₂条件と浮かべる・植える置き方を併せて確認しましょう。無添加での育成例があっても、光や水質、目指す草姿によって管理条件は変わります。

他人の泡数をそのままコピーしない

添加を選ぶ場合も、水槽や機器が違う人の一秒あたりの泡数だけを目標にしないでください。機器の説明書と測定方法を確認し、魚の様子も観察します。水草の成長だけを見て添加量を増やし続ける方法は避けます。

水質の数値を使う前には、pHとKHなどの意味を区別します。本記事は添加量や機器接続を指定する手順書ではありません。

確認例:無添加だから照明も不要?

編集部作成の確認例:CO2を添加しない水草なら、光も不要でしょうか。答えは、違います。追加のCO2機器を使わないことと、光を必要としないことは別だからです。光、植物の種類、栄養、維持できる管理方法を合わせて選びましょう。

Yokohama Aqualoop編集。生産者の公開資料と編集部の作業・配置例を整理しています。当店の実測や生産者による監修ではありません。資料確認:2026年9月11日。

参考資料

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